化粧品における香りの重要性や存在感は、かつてないほどに
高まっていると感じます。
その背景には、エンドユーザーの香りリテラシーの向上や
効果効能に対する期待値アップがあると考えられます。
お客様が扱われている既存商品の売上げアップや
季節商品やイベント用の限定商品できちんと結果を出すためには
成分の性能アップや強いインパクトもさることながら
最初にお試しいただいた際の第一印象を決定づける香りで
気に入っていただかなければ購入アクションに繋がりません。
しかし、誰にでも好まれる香りで、果たして勝負できるでしょうか。
香りの研究では、大学や専門機関における最新の研究結果を
フォローするだけではなく、研究開発や商品企画チームと協力し
よりエンドユーザーに近い領域まで視野に入れています。
例えば、「好まれる香り」と一括りにするのではなく
性別、年齢、購入マインド、用途、使用するタイミングなど
ターゲットを細分化し、それぞれ最適な香りをご提案します。
さらに、商品がもつストーリーのもうひとつのピースとして
有効活用いただけるような香りにまつわる情報もご提供します。
昨今、ブームになりつつある香りの効果効能に関しても
大学を始めとする研究機関と協力し
香りと脳波の関係に関する研究を進めています。
ゆくゆくはこの研究成果が、お客様の商品に更なる魅力を付加する
心強い武器になるはずですので、ご期待ください。
香りの研究はすさまじいスピードで進化しています。
悪臭対策から始まり、消臭の分野まではかなり進歩しました。
私たちシャロームでは、「消臭の先にある香り」に注目しています。
良い香りであることはもちろん
安全で化粧品としての安定性も高く、効果効能も期待でき
それでいて気軽に手に入れられる価格で提供できる。
香りの研究から見えるのは、そんなフレグランスの未来です。