弊社独自原料

[セラミド産生+美白リポソーム]=プロセラミド ナノホワイト

肌に塗られた化粧品が皮膚の最表面にある角層に
普く分配されるために二つの要素を考えました。
一つは皮膚表面の微細な凸凹の中に確実に入っていくこと、
もう一つは角層になじみやすい成分であることです。
そのために選んだ素材が、ナノサイズの
スフィンゴミエリンリポソームです。
これまでの研究に基づき、角層と同様の成分でできており、
尚且つ同じような構造を持っているリポソームを
ナノサイズにすることで肌表面の
いたるところに入り込ませることができるわけです。
そのリポソームの中にグラブリジンという
強力な美白剤を配合し、効果を調べてみました。

※グラブリジンとは

グラブリジンとは、マメ科の多年草「甘草(カンゾウ)」に
含まれる油溶性薬用成分の一つで、
イソフラボノイド系イソフラバンの一種です。
化粧品などには、油溶性甘草エキスとして紹介されてきました。
強い抗酸化作用があり、チロシナーゼ活性阻害
(メラニンの生成を抑える)による美白効果が確認されています。

▼ハイドロキノンとグラブリジンのチロシナーゼ阻害試験 以下のグラフはハイドロキノンとグラブリジンの効果比較です。

また日々使われる化粧品において安全であることは最重要です。
ハイドロキノンが効果的なのにも関わらず、
あまり使われないのも安全性に問題があるからです。
まず、安全かどうかを3次元ヒト皮膚培養組織を使って調べました。
すると、グラブリジンでは80%ほど細胞が
死滅する条件(0.005%Gla)においても、
プロセラミド ナノホワイト(10%プロセラミド ナノホワイト:
0.005%グラブリジン含有リポソーム溶液)は
ほとんど細胞が傷害されないことがわかりました。
これはグラブリジンをリポソーム化することによる効果です。
また、リポソーム化することで美白効果が
増強されることもわかってきました。
下のグラフからリポソーム化することで
1/10量のグラブリジン(0.0005%)でも
80%程度のメラニン産生抑制効果があることがわかります。
(1%プロセラミド ナノホワイト:
0.0005%グラブリジン含有リポソーム溶液)

▼メラノーマによる美白試験

「きちんと肌に届ける。」 当たり前のことですが、
そこにとことんこだわって生まれた新美白素材が誕生しました。